スペインのカナリア諸島にあるラ・ゴメラ島という島では口笛が言語として使われていたorいるそうです.
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ラ・ゴメラ島は画像にあるように峻険な山々からなる火山島なため,口笛が通常な叫び声よりもはるかによく響き,3.2km先からでも聞き分けられるそうです.


ラ・ゴメラ島観光サイトより
この口笛言語Silbo Gomeroは現在住んでいるスペイン人の言葉ではなく,原住民のグァンチェ族の言葉でしたが,スペイン系入植者も1950年代までは便利に使用していました.
島の不況による流出者の増加,道路整備・電話の普及による必要性の低下などで死語となりかけますが,90年代に義務教育の一環に取り入れられるなどで一応生き残っているようです.
オンライン教材もあったりしますが,自分は口笛が吹けないんですよ…
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